ご来院にあたってのお願い

動物病院を受診する目的は、様々です。

ワクチン接種などの予防処置のため、痛みや不快感を抱えての来院。普段とは違う場所に不安やストレスを感じている子も少なくありません。ご家族以外の人や動物は苦手という子もいます。

私たちは、できる限り動物たち、飼い主様の気持ちに寄り添い、不安も受け止めながら診療に取り組んでいきたいと考えております。

皆様に気持ち良くご利用いただくために、ご理解・ご協力をお願いいたします。

1︎⃣ ご来院前に必ずお電話ください。

当院は受診当日お電話で先に順番を取ってからご来院いただいております

午前の診察は午前8時半から、午後の診察は午後4時から、それぞれ電話受付がはじまります。

お電話をいただいた順番で、だいたいのご来院時間をお伝えしています。できるだけ病院内での待ち時間を少なくし動物にかかるストレスを軽減するための取り組みです。同じ待つなら、ご自宅の方が動物たちもリラックスしてすごせます。ただ、混雑時はどうしても院内での待ち時間が長くなる場合がありますので、ご了承ください。

急患の場合も、あわてずまずお電話ください。

2︎⃣ 動物の症状などを把握している方がご一緒にご来院ください。

動物達は自分でどこが悪いのか話すことができません。飼い主様からのお話が最初の手がかりとなります。間接的なお話だと十分に状況が把握できない場合も考えられます。

3︎⃣ ご来院いただきましたら受付までお声がけください。

はじめてご来院いただく場合、問診票にご記入いただきカルテをおこしてから診察となります。多少お時間を頂きますので、よろしくお願いいたします。これまでに他のペットで受診経験がある場合、お持ちの診察券を受付にご提出ください。(診察券はご家族ごとに発行しています。)

4︎⃣ 犬はリードをつけて、猫はキャリー等に入れてお待ちください。

待合室では安全に配慮し、お互いに気持ち良くご利用いただけるよう、ご協力ください。

犬はキャリーに入れるか、リードをつけてください。リードは短くお持ちいただき、他の方たちと適度な距離をとっていただくよう、お願いいたします

猫はキャリー等に入れて、事故防止のため獣医師の指示があるまで出さないようにお願いします。キャリーをお持ちでない場合は洗濯ネットに入れてください。猫の気質によっては、洗濯ネットに入れた上で、キャリーに入れていただくことをお勧めする場合もあります。

また、お車でお待ちいただくこともできますので、その場合は飼い主様のみで受付を済ませ、その旨スタッフにお伝えください。順番がきましたらお車までお知らせにうかがいます

5︎⃣ ご来院にあたって不安な点があれば、事前にご相談ください。

他の犬が苦手、ご家族以外の人にさわられることに慣れていない等、ご来院にあたって不安な点などございましたら、事前にご相談ください。

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ワクチン接種をご希望の飼い主様へ

 副反応対策のため、基本的に午前の診察時間内での接種をお勧めしています。接種後、ご家族のどなたかが様子をみていただくことができる日を選んで、接種していただくのが理想的です。

仔犬・仔猫のワクチン接種の場合

誕生日の他、初回接種済みなら接種日・ワクチンの種類をお知らせください。お家に迎えられて、はじめての受診の場合はあわせて健康チェックをおこないます。検便のため新鮮なうんち(小指の先ほどの量)をお持ちください。

誕生日がわからない・接種歴がない保護した子猫の場合、まずは健康チェックをおこない身体の大きさ等を確認後、獣医師よりワクチン接種のタイミングをご提案いたします。先住の猫さんがいる場合は、すぐに一緒にはせず 必ず最優先で健康チェック(ノミダニ等寄生虫含)をうけましょう。

抗体価検査ができます

生活・経験の幅を広げ、豊かなものにするためにワクチン接種は大切な役割を果たします。一方でワクチン接種に伴う副反応をご心配される方もいると思います。

病気を防ぐための免疫を得るためには、どうしても接種しておきたいタイミングはありますが、それを除けば、抗体価をチェックすることで接種の間隔をあけることも可能です。

ワクチン接種に伴う免疫の獲得は個体差があります。接種間隔をすこしでもあけていきたいとお考えであれば、抗体価検査をお勧めいたします。(レプトスピラは1年ごとの接種が必要です。)